ふるさと納税の返礼品にリンゴや梨もありますか?
もちろんあります!
リンゴや梨はさまざまな自治体で返礼品となっており、品種によって味や旬の時期が違います。
そうなんですか!
でも、たくさんあって迷ってしまいます。
おすすめの返礼品を紹介しますので参考にしてみてはいかがですか?
産地・品種ごとの味や旬についても解説しますので、好みのものをチェクしてみてくださいね
返礼品でリンゴ・梨がもらえるおすすめのふるさと納税を紹介
リンゴや梨はさまざまな地域で生産されており、多くの人に親しまれている果物です。リンゴも梨も色々な品種があり、品種によって味や旬な時期が異なります。
産地直送の返礼品は、その土地ならではの味わいを楽しむことができます。
しかし、産地や品種がたくさんあって何を選べば良いか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
せっかくなら、旬のものを美味しくいただきたいですよね。
そこで、返礼品でリンゴや梨がもらえるおすすめのふるさと納税を紹介します。
【群馬県 片品村】片品村のりんごのふるさと納税
ぐんま名月 りんご 約5kg
おすすめポイント
- 甘みと酸味のバランスがとれ豊富な果汁
- 完熟は蜜で満たされる
「あかぎ」と「ふじ」を交雑して育成され、1991年に品種登録された、群馬県生まれの黄色いりんごです。
サイズはやや大きめで、果皮は黄緑色で表面の半分が赤く染まっているものもあります。
味は甘味が強くて、酸味は少なめです。
果肉はサクッとした食感で、香りがよくて果汁が豊富です。
蜜が入りやすい特徴があり、完熟した物をカットすると種の周りが蜜で満たされています。
10月下旬〜11月上旬に収穫され、あまりの美味しさから別名「幻の黄色いりんご」と呼ばれています。
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はるか りんご 約3kg
おすすめポイント
- 酸味が柔らかく蜜が入りやすい
- 香りが良く後味に強い甘み
はるかの果実の大きさは300g程で円錐の形をしています。
果肉は硬めで、酸味が少なくとても甘いリンゴです。
袋掛けされた物の果皮は綺麗な明るい黄色となっていますが、無袋で栽培されたものは縞状に色が付きサビが出ている場合もあります。
「ゴールデンデリシャス」の自然交雑種子の実生から選抜育成されたリンゴ品種です。
名称の由来は研究に携わった教授のお孫さんの名前からだそうです。
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【岩手県 花巻市】リンゴ・梨がもらえるふるさと納税
おすすめポイント
- リンゴや梨、野菜と豊富な品揃え
- リンゴを使ったシードルやジャムなど加工品も豊富
岩手県花巻市は岩手県の中西部に位置し、人口は約9万人。
観光地としては花巻温泉、宮沢賢治の生誕地、そして岩手県の名物「わんこそば」の発祥の地として有名です。
特に花巻市は奥羽山系と北上高地に挟まれており、気候や土壌がリンゴ栽培にとても適しています。
品種もサンふじ、ピンクレディー、シナノゴールドなど様々な味が楽しめます。
またふるさと納税の返礼品では、「品種おまかせ」や「2種類セット」「野菜のお試し7〜8品詰め合わせ」など到着するまで分からないワクワクするような商品もあります。
宮沢賢治にちなんで、「イーハトーヴ訳あり・・」なんて名前の商品もあり思わずクスッと微笑みたくなりますね。
そして、案外多いのが加工品です。
ジュースやシードル、ジャム、蜂蜜はなんとか想像できますが、ハンドクリームまであります。
おそらくリンゴの香りがするのでしょう。
気になる方はぜひお試しください。
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【山形県 上山市】訳アリ西洋梨(ラ・フランス) 5kg ひょう被害支援・味は変わらぬ「ミダグナシ」
おすすめポイント
- 全国の生産量8割を占める、山形を代表する果物
- その中でも独自の栽培方法で育てている上山市
- 訳あり商品で農家を応援
ラ・フランスは、1800年代に発見されたフランス原産の西洋梨の品種です。他の洋梨に比べて実をつける期間が1ヶ月程長いうえ、病気にかかりやすいので栽培に手間がかかります。そのため、原産のフランスでも1900年代初頭には絶滅してしまったそうです。意外なことに、現在ラ・フランスを栽培しているのは、世界中でも日本だけと言われています。そのうちの8割が山形県で栽培されているというのは驚きですよね。
山形県では土づくりや剪定、摘蕾・摘果、収穫、追熟など、ラ・フランスについて研究を続けてきました。山形県のラ・フランスは官民一体となり、独自の生産体制を作り上げた努力の賜物なのです。
その中でも上山市では平棚(ひらたな)・無袋(むたい)栽培という独自の栽培方法を用いて美味しいラ・フランスを大切に育てています。
平棚・無袋栽培では、袋をかけずに、ぶどうのような形で枝を張るように育て、全ての果実に太陽光が十分に当たるように栽培するため、高品質かつ大きなラ・フランスを生産することができるのです。
食べ頃を迎えたラ・フランスは、ジューシーでとろけるように柔らかく、高級マスクメロンのような食感です。糖度も高く濃厚な味わいが楽しめます。何よりも芳醇な香りが特徴で、西洋梨の最高峰といわれています。
その手塩にかけて育てられた美味しいラ・フランスが、「ミダグナシ」な状態に。こちらの返礼品は、農家を救う支援事業となっています。
「ミダグナシ」とは、山形の方言で「見かけの悪い梨」のことです。ひょうの被害にあい、傷やへこみのある訳あり商品ですが、味や品質に問題はありません。
日本でしか食べられないラ・フランスを応援しませんか。ふるさと納税なら、お得に美味しく楽しむことができるのでおすすめです。
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【北海道 余市町】フルーツ王国余市産「ふじ小玉」10kg【ニトリ観光果樹園】
おすすめポイント
- 世界中で愛されているふじりんご
- フルーツ王国余市町の高品質りんご
- たくさん楽しめる10kg箱
日本を代表するりんごの品種「ふじ」は、果汁が豊富でシャキシャキとした歯触りが特徴です。味のバランスがよく、甘みと香りをはっきり感じることができます。日本で誕生したふじは世界中で栽培されるようになり、2001年には世界のりんご生産量第1位に。ふじの美味しさは世界に認められているのです。
その「ふじ」を生産する余市は、りんご栽培発祥の地とされています。今では、その果物づくりの伝統を活かし、北海道におけるフルーツ王国と呼ばれるようになりました。
余市は気候風土に恵まれており、果実は固く締まっています。また、昼夜の気温差が大きいため、色づきがよく糖度が高い高品質のりんごを生産することができます。
さらに、返礼品のりんごを作っているニトリ観光果樹園は、有機堆肥を使って果物作りをしています。この有機堆肥が、他とは違う美味しい食味を生み出す秘訣なのです。
こちらの返礼品は、少し小玉のりんごとなっていますが、味や品質は通常と変わりません。1個のりんごを丸ごと食べられる、かわいらしいサイズです。10kg箱で届くので、長くたくさん楽しめます。お子様がいる家庭でも食べやすいのでおすすめですよ。
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【岐阜県 飛騨市】《訳あり》飛騨りんご サンふじ 約5kg 15~20玉
おすすめポイント
- 高冷地ならではの甘いりんご
- 無袋栽培のサンふじりんご
- 減農薬、減化学肥料栽培で育てられたりんご
飛騨は水や気候に恵まれており、りんご栽培に適した高原です。昼と夜の寒暖差が大きいために果物の成熟が促され、蜜が多く糖度の高いりんごが育ちます。また、飛騨山脈から流れ出る清らかな水と澄んだ空気も、美味しいりんご作りに欠かせません。
リンゴの栽培方法には、果実に袋をかぶせる有袋栽培と袋を被せない無袋栽培があります。サンふじとは、無袋栽培されたふじりんごのことです。太陽の光をたくさん浴びて美味しく育ったりんごは、蜜が入りやすく果汁もたっぷりです。
また、こちらのりんごは、減農薬と減化学肥料栽培にこだわって作られています。手作業で収穫、出荷されたりんご一つ一つに、生産者の愛情が込められています。
色むらがあったり、つるが割れてしまっていたりする訳あり商品ですが、品質には問題ありません。色むらは、りんごの実に葉っぱが被ってしまったところが日光を浴びたためできた日焼けです。つる割れは、雨の影響でりんごの成長が早まり、果皮がその成長に追いつかずおきてしまうことです。これらは、りんごの実がしっかりと熟した証しでもあります。
こちらの返礼品は、高冷地ならではの甘くて美味しいりんごをたっぷり楽しむことができますよ。
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【長野県 箕輪町】幻のりんご あいかの香り 約3kg
おすすめポイント
- 長野県の農家でたまたま発見された幻のりんご
- 栽培技術が必要なため希少で香り高くとても甘い
品種改良ではなくたまたま発見されたりんごです。
幻のりんごといわれる「あいかの香り」は品種登録時は農園の名前から「信州藤牧」でしたが、園主の娘の名前から「あいかの香り」と改めたそうです。
霜降り状に蜜が入りとても甘いのですが、苗自体が高価なため広く栽培されていません。
また、赤い「あいかの香り」にするには栽培技術が必要なため、あまり出回らない希少価値の品種となっています。
箕輪町のりんごが美味しい理由
- 栄養素が豊かな土壌
- 太陽の光
- 標高850mの寒暖差
中央アルプスと南アルプスに囲まれた谷にある箕輪町は、火山灰を由来にした豊かな土壌で保水性や透水性が良いのが特徴です。
またこの地域では化学肥料を使用せず、誰にでも安心して食べられるように有機肥料を使っています。
太陽の光を当てやすくするために「高密植栽培」を行っています。
この方法は、等間隔に整理して木を植える事によって均等に太陽に当たる事ができます。
箕輪町の標高は850mになり、1日の気温の寒暖差が10℃以上になることもあります。
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【長野県 須坂市】シナノゴールド 訳ありリンゴ 約11~18玉 約5kg
おすすめポイント
- 30年以上培ってきた技術によって作られた栄養価の高いリンゴ
- 変形やキズがある「訳あり」なのでお得
こちらのふるさと納税でもらえる返礼品は、長野県須坂市の日滝原地籍にある黒岩果樹園のシナノゴールドです。
長野県須坂市は雨が少なく年間の日照時間が長い地域で、昔は河川敷だったため水はけがよく甘い果物が育ちます。
また、黒岩果樹園は標高422mという高地にあり、日中の温度差が大きいなど地形や気象がリンゴの栽培に非常に適しているため、美味しいリンゴを作ることができるのです。
また、黒岩果樹園では減農薬栽培を徹底しているため、食の安全性を気にするという人にもおすすめできます。
そんな黒岩果樹園が生産しているシナノゴールドは、金色に輝き芳醇な香りの強い品種です。
シナノゴールドの最大の特徴は、抜群に日持ちが良く、硬くて歯ごたえがあるという点にあります。
また、甘みが強くほどよい酸味もあり、ジューシーで香りが豊かなバランスのとれたリンゴです。
表面の果点(点々)がやや目立つものもあり、果皮の一部がうっすらと赤く染まることもあります。
体に良い効果
- 免疫力を高める
- 高血圧予防や視力の改善
- 口臭予防
- ダイエット効果
安全性や栄養素が気になる方におすすめのリンゴです。
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【長野県 長野市】長野市産【訳あり】サンふじ5kg
おすすめポイント
- 生産量世界一の人気品種
- 美味しく食べて生産者を応援
酸味と甘さのバランスがよく、シャキッとした歯触りが特徴です。また、蜜が入りやすい品種なので甘味が強く果汁もたっぷり楽しめます。日本だけでなく海外でも愛されている品種で、その生産量はなんと世界一です。
ふじと違ってリンゴに袋をかけず栽培されたものをサンふじといいます。サンふじはその名の通り、太陽をたっぷり浴びて育っているためより甘味が強いと言われているリンゴです。
しかし、個体差があり実ごとの味むら、色むらが大きいという特徴があります。そのため、中には形や色つき、糖度、硬度、熟度、蜜入りなどが贈答用基準に満たないものも収穫されます。こちらのふるさと納税の返礼品には、その訳ありリンゴが使われているのです。
訳ありといっても、贈答品と同じく必要な栄養素をたっぷり与えて一つ一つ丁寧に栽培されたリンゴです。愛情込めて作られたリンゴを無駄にせず消費することは、生産者の応援にもつながります。美味しく食べることで地域を応援できる、おすすめの返礼品です。
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【兵庫県 香美町】晩生梨(新興梨、王秋梨、あたご梨)
おすすめポイント
- 秋から冬にかけて食べられる晩生種
- 海の恵みで育ったこだわりの香住梨
夏が旬というイメージのある梨ですが、実はたくさんの品種があり、それぞれ収穫時期や食べ頃が異なります。晩生梨とは秋から冬にかけて楽しめる品種のことをいいます。夏の終わりに「今年はあまり梨が食べられなかったな」と後悔した方にもおすすめです。
こちらの返礼品は、兵庫県随一の梨の産地である美方郡香美町香住で育てられた特産品です。この地域で栽培されている梨を香住梨と呼んでいます。
香住梨の特徴は、香住ガニとして知られる紅ズワイガニのカニガラを加えた有機肥料が使われていることです。日本海の潮風を浴びながら育った香住梨には、海の恵みを受けた美味しさが詰まっています。
香住梨には10種類の品種があります。中でも新興梨、王秋梨、あたご梨はどれも大ぶりな品種で食べ応え十分です。
新興梨は甘みと酸味のバランスが良く、水分豊富な柔らかい果肉が特徴です。
王秋梨は、みずみずしくさっぱりとした上品な味わいが楽しめます。
あたご梨は重さが1kgにもなるビックサイズの梨で、たっぷりの果汁とシャリシャリとした食感が特徴です。
夏が過ぎても、たっぷりの果汁と爽やかな甘みが十分楽しめるのでおすすめです。
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【岩手県 北上市】北上産りんご 約2kg ぺっこだけセット
おすすめポイント
- ふるさとチョイス野菜部門連続1位の人気商品
- 月毎に違う品種のリンゴを収穫
岩手県北上市で採れたリンゴの詰め合わせです。「ぺっこ」とは岩手県の方言で「少し」「ちょっと」という意味があります。
こちらの返礼品は、傷や大きさにばらつきがあって規格外になってしまうリンゴの詰め合わせです。品質には問題ない美味しいリンゴをぺっこだけ楽しめます。ふるさとチョイス野菜部門で1位の実績を持つおすすめの返礼品です。
また、月毎に違う品種を収穫しているため、発送の時期によって色々なリンゴが楽しめることも魅力です。そのため、リピートする方も多く人気があります。
収穫されるリンゴ
9月 黄王、つがるなど
黄王は甘みの中に爽やかな酸味のあるリンゴで、つがるは酸味が少なく甘口の品種です。
10月 ジョナゴールド、星の金貨など
ジョナゴールドはシャキシャキした食感が、星の金貨は糖度の高さが特徴的です。
11月 スリムレッド、ふじなど
スリムレッドは手のひらに収まるサイズで皮ごと食べられるリンゴです。
リンゴの代表格ふじは世界中で愛されている品種です。
12月 ふじ、シナノゴールドなど
シナノゴールドは黄金色で歯ごたえの良い通好みのリンゴです。
1月〜3月 青林など
青林は特有の香と濃厚な甘みが特徴です。
種類は選べませんが、どのリンゴも愛情たっぷりに育てられた美味しいリンゴです。
どの品種が届くかわくわくできるところも、この返礼品のおすすめポイントです。
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ふるさと納税のリンゴ・梨を選ぶときのポイント
リンゴ・梨は、小さい子供から大人まで美味しく食べられる人気の果物です。食べ慣れているリンゴ・梨ですが、実は産地も品種もさまざまなものがあります。
ふるさと納税は、もぎたての旬のものを食べられるのが魅力です。しかし、たくさんの返礼品があって迷ってしまうことも多いのではないでしょうか。
そこで、ふるさと納税でリンゴ・梨を選ぶときのポイントをまとめてみました。
産地ごとの味の違いを把握しておこう
リンゴといえば青森県が有名です。生産量、栽培されている品種の数ともに全国ナンバーワンの名産地となっています。昼夜の寒暖差が大きい青森県の気候がリンゴづくりに適しています。昼は太陽の光をたっぷり浴び朝晩は冷気に触れるリンゴの実は、ぎゅっと引き締まり旨味が凝縮されるのです。
梨の生産量ナンバーワンは意外に知られていませんが、実は千葉県です。海に囲まれているため暖かく、袋をかけずに栽培されています。そのため、太陽をたっぷり浴びて甘い実ができるのです。また、千葉県の土壌は、排水性が高い火山灰土であることも梨の生産に適しているポイントです。
品種ごとの味の違いを把握しておく
リンゴも梨もたくさんの品種があり、それぞれに違った味わいが楽しめます。そこで、代表的な品種について味の特徴をご紹介します。
リンゴ
ふじりんご
甘みと酸味のバランスが良く、シャキシャキした食感が特徴です。
ジョナゴールド
酸味は少なく甘みが強い、果汁たっぷりのリンゴです。
王林
甘みが強いけれど、さっぱりとした味わいの青リンゴです。
梨
幸水
果汁たっぷりで甘みが強く、シャリッとした食感が特徴です。
豊水
幸水よりも大きく糖度が高い梨ですが、程よく酸味も感じられる爽やかな味わいです。
二十世紀
シャリシャリした強い食感と酸味が強く上品な甘さが特徴です。
品種ごとの旬の違いも重要
リンゴも梨も、品種によって旬が変わります。リンゴは早いものは8月から、遅いものは11月から収穫されます。梨は7月から10月頃のものと12月頃から収穫されるものがあり、リンゴと同じく長く楽しめる果物です。ここでは代表的な品種の旬についてご紹介します。
リンゴ
ふじりんご
10月末から11月上旬ごろが収穫期の晩生種です。
ジョナゴールド
10月中旬ごろから収穫期を迎える中生種です。
王林
ふじと同じく晩生種で、10月末から11月上旬ごろが収穫期です。
梨
幸水
市場に出回るのが早い幸水は7月が旬です。
豊水
8月下旬から10月初旬ごろまで収穫されますが、9月が旬です。
二十世紀
9月ごろが旬とされていますが、豊水と同じく8月から10月頃まで収穫されます。