爽やかな酸味と香りが楽しめるリンゴ酢。
リンゴ酢は健康にもよいイメージがあり、毎日飲む習慣がある人も多いでしょう。
私も、毎日リンゴ酢のドリンクを飲んでいるよ。
体に良いし、飲みやすくておいしいので続けられる!
ただ、たくさん飲んでしまった場合、体への影響はどうなのかが気になる…
リンゴ酢は腎臓に悪い!?リンゴ酢が腎臓に与えるデメリットや副作用はある?
リンゴ酢は健康に良いイメージがあるけど、本当は腎臓に悪いの?
腎臓にどんなデメリットや副作用があるの?
リンゴ酢をはじめとするお酢は適量であれば、さまざまな健康効果が期待できます。
健康維持にもダイエットにも効果があり、メリットがたくさんあります。
ただし、過剰摂取すると腎臓に悪いとの噂もあるようです。
健康な成人なら全く問題ないと考えられる
腎臓に悪いという噂がある理由は、腎臓で処理されるカリウムが含まれているからです。
カリウムは野菜や果物に含まれるミネラルの1種で、リンゴ酢には多く含まれています。
注意
腎臓病や腎臓が弱い人には腎臓への負担をより大きくする可能性があるからです。
腎臓病などでカリウム制限をしている方は注意が必要です。
リンゴ酢にはカリウムが100gあたり59mg入っています
出典元:https://fooddb.mext.go.jp/details/details.pl?ITEM_NO=17_17018_6
「日本人の食事摂取基準(2020年版)」では、生活習慣病の予防を目的とした成人1人1日当たりのカリウム摂取の目標量を、男性3,000mg以上、女性2,600mg以上としています。また、2012年に公表されたWHOのガイドラインでは、男女とも3,510mg/日を推奨しています。」
出典元:厚生労働省https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_08517.html
リンゴ酢大さじ1杯(15g)だとリンゴ酢に含まれるカリウム8.85mgです。
お酢の一日の摂取目安は約大さじ1杯なので、腎臓には全く問題ありません。
適正量がわかって安心できました。今後も美味しくリンゴ酢を飲みたいですね。
腎臓病の方は医師と相談してから摂取しよう
健康な人が飲んでも大丈夫なのは、わかりました。
リンゴ酢はどういう人はやめておいたほうがいいの?
腎臓に疾患がある人にはリンゴ酢を飲みすぎることで体に悪影響を及ぼす場合があります。
リンゴ酢に含まれるカリウムが腎臓への負担を大きくしてしまう可能性があるからです。
健常な人では、カリウムが増えすぎると尿から排泄されます。
しかし、腎臓が悪くなると尿から不要なカリウムが出ていくことができません。
そのため、血液中のカリウム濃度が高くなります。
- 嘔吐
- 吐き気
- 脱力感
- 主成分の酢酸は脂質代謝を促進して、内臓脂肪を減少させる効果
- アミノ酸は身体に蓄えられた内臓脂肪を燃やす効果
- クエン酸は基礎代謝を向上させる効果
- 腎臓病の人は、リンゴ酢を飲みすぎると腎臓に負担がかかる
- リンゴ酢は強い酸性の液体なので飲み過ぎると胃腸の負担になる
- リンゴ酢を飲みすぎるとカロリーや糖分の摂りすぎになる
内容をまとめると...
腎臓病でカリウム制限をしている方は注意が必要ですが、健康な人は問題ありません。
血糖値の上昇の抑制・脂肪の燃焼促進・腸内環境を良くするなど健康効果も期待できます。
1日大さじ1杯のリンゴ酢で、楽しく美味しい健康に良い生活を送りましょう。
カリウム濃度が高くなると出る症状
腎臓に疾患がある人は、リンゴ酢の摂取量には特に注意が必要です。
腎臓病の方は必ず医師と相談してから摂取するようにしましょう。
腎臓に問題がない方は、特に気にしなくて大丈夫です。腎臓に悪い以外のリンゴ酢のデメリット・副作用は?
リンゴ酢を飲み過ぎるデメリットは、腎臓に負担をかけることだけではありません。
それ以外のリンゴ酢のデメリットも気になります。
リンゴ酢はお酢の中でもフルーティで飲みやすいので、毎日でも飲みたいですよね。
デメリットをよく理解したうえで、リンゴ酢を飲むのが大切です。
腎臓に悪い以外のリンゴ酢のデメリット・副作用について説明します。強い酸性の液体なので飲み過ぎは胃腸の負担になる
リンゴ酢は体に良さそうだけど、たくさん飲んでもいいの?一度に大量に摂取すると、腹痛の原因になることがあります。リンゴ酢は強い酸性の物質なので胃や腸に刺激を与えてしまうからです。
胃腸の弱い人は、リンゴ酢を少し飲むだけでもお腹に痛みを感じる人もいるようです。
水溶性食物繊維が含まれているので、リンゴ酢を飲み過ぎると下痢をする人もいます。
リンゴ酢をそのまま飲むと刺激が強すぎて、胃痛や腹痛の原因になることもあります。
リンゴ酢の上手な飲み方を教えてください。リンゴ酢は、できる限り薄めて飲むようにしましょう。
少しずつ分けて飲むことで、美味しく安全に飲むことができます。
リンゴ酢に砂糖などが添加されている商品も飲み過ぎに注意
その他にリンゴ酢を飲む際の注意点はありますか?飲みすぎないことです。カロリーや糖分の摂りすぎになってしまいます。最近では、飲みやすいように砂糖やはちみつが添加されたリンゴ酢もあります。
普通のリンゴ酢よりも美味しく飲みやすいので、つい飲み過ぎてしまうこともあるようです。
飲みすぎると、当然ながらカロリーや糖分の摂りすぎになってしまいます。
糖尿病のリスクや肥満につながってしまうので気をつけましょう。
リンゴ酢には、原材料がりんご又はりんご果汁のみのものも販売されています。
カロリーが気になる方は、甘味が添加されていないものがおすすめです。リンゴ酢にはメリットもたくさんある
これまで、リンゴ酢のデメリットについて紹介してきました。
健康に問題のない人は、適正量を守って飲めばいいことはわかりました。
まろやかで飲みやすいリンゴ酢のメリットも気になります。
リンゴ酢には、血糖値の急上昇を抑制する効果や脂肪の燃焼促進など
さまざまな健康改善効果があるようです。
リンゴ酢のメリットについても詳しくみていきましょう。血糖値の上昇の抑制が期待できる
りんご酢を含む食酢には、血糖値の上昇を抑制する効果があります。
食前に酢を取ると、糖の吸収が穏やかになるからです。
糖は小腸で吸収されて血糖値が上昇し、胃腸のぜん動運動がおさえられます。
胃腸のぜん動運動がおさえられると、炭水化物の消化スピードも遅くなります。
その結果、消化物がゆっくり小腸に移動するので血糖値が急激に上昇しません。
つまり、食品を酢と一緒に摂取するほうが、血糖値の上昇が緩やかになります。
血糖値の上昇が緩やかになると食べすぎも防ぎ、ダイエットにもつながります。
リンゴ酢は血糖値の上昇を抑えてくれます。
糖尿病や肥満を防ぐことができるので、とても優秀です。
脂肪の燃焼促進が期待できる
リンゴ酢には酢酸、アミノ酸、クエン酸などの栄養素が含まれています。
脂肪の代謝をサポートしてくれるので、ダイエットに役立つ成分です。
リンゴ酢の各成分について、詳しくみていきましょう。
リンゴ酢の栄養素
これらの効能によってリンゴ酢を飲むと、内臓脂肪が減少して基礎代謝が上がります。
基礎代謝があがると脂肪がつきにくくなり、太りにくい健康な体質に近づけるでしょう。
リンゴ酢を飲むことで、肥満を予防する効果があるのは嬉しいですね。腸の働きを助けてくれる
リンゴ酢は、ダイエット効果もありますか?リンゴ酢には、便秘を解消する効果もありますお酢は新陳代謝を高めるとともに「腸内環境」も整えてくれるからです。
便秘になっている腸内は、老廃物や毒素がたまっている悪い環境です。
便秘になると、お肌のトラブルやダイエットにも影響でることもあります。
リンゴ酢に含まれる酢酸の酸味やツーンとする匂いは胃酸の分泌を促してくれます。
分泌された胃酸は腸を刺激するため、便を排出するぜんどう運動が活発になります。
これによって腸の動きが活発になり、便秘解消に繋がるというわけなのです。
便秘消は、代謝低下を防ぐのでダイエット効果も期待できます。まとめ:リンゴ酢は腎臓に悪い!?リンゴ酢が腎臓に与えるデメリットや副作用はある?
今回は、リンゴ酢が腎臓に与えるデメリットを中心にお伝えしました。